年譜 the story of Ametsuchi

  1. 2015年

    6月
    南伊豆に移住。移住後、近所にめっちゃいい感じの古民家が空き家になっていることを発見!ただし持ち主の方は遠方にいるということで、連絡が取れないまま様子を見守ることに。
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    古民家を借りられないか再三アプローチするが一向に進展せず。
  2. 〜2017

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    古民家に持ち主の方が来られていた。ついにっ!という気持ちをおさえつつ話を伺ってみたが、使用予定があるため貸すことはできないとのこと。。。気持ちの片隅には残しつつも、諦めることにした。
  3. 2020年

    4月
    近所のおじさんから、持ち主の方が古民家の買い手を探しているらしいとの話が舞い込んできた。しかも農地もセットになるので農家に売りたいとのこと。これまでダメ続きだったので諦めていたが、ここにきて猛烈な巡りあわせを感じた。
    近所のおじさんが鍵を預かっており開けてもらえたので、この時初めて古民家に入ることができた。室内はゴミだらけ、畳もべこべこ、想像以上に汚い。キッチンは歩けないぐらい床が傷んでいた。ただ囲炉裏があったり、柱や梁が太かったり、建具がこっていたりして、昔の古民家らしい雰囲気を感じた。
    同じ集落の清水建築さんにお声がけし、大工的視点で古民家を見てもらう。清水建築さんからはかなりボロボロなので手を出さない方がいい、とのアドバイスを受ける。
    10月
    ボロボロやけど周りの環境がめちゃくちゃいい古民家。移住経験からすると家は直せても環境は変えられない大事な要素やと考えていた。なので宿をするならここしかないと思い、持ち主の方に連絡。しばらくして、遠方から持ち主の方が来てくれて古民家の話を伺う。同時に不動産の仕事をしている友人にも来てもらい、住宅診断をしてもらう。友人に契約書類の作成もお願いした。
  4. 2021年

    2月
    無事に契約完了。不動産登記は法務局にて自分で行った。
    4月
    古民家の掃除スタート。放置されてから10年以上経つ古民家。古民家内にも、隣にある小屋の中にも大量のゴミ。布団、絨毯、衣類、食器、キッチン道具、大量の本、生活用品、動かない農業機械など、暮らしていた当時のものがそのまま残されている感じやった。片付けは農作業の隙間にやらないといけなく、想像以上に大変な仕事。軽トラに満杯積んでは清掃センターに何回も持っていく、先の見えないトンネルが始まった。
  5. 2022年

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    古民家内のごみは随分片付き、周囲の畑の手入れを始める。畑にもゴミが満載、木が生えていたりイノシシに荒らされてそこら中が凸凹やった。埋まっていたパイプを抜いたり、蔓延するささの根っこを抜いたりと、達成感はありつつも重労働も多かった。宿なんてやったこともないし、ここから宿として再生させるのに、どういう段取りで、誰が何をすればいいのか正直分からない。資金も十分あるわけもないので、何かいいアイデアがないか検討していた。長く続くトンネルの中、こんな田舎でこんな状態、どうすればうまくいくのかという不安が大きかった。
  6. 2023年

    2月
    友人の建築士に相談したところ、資金活用のアイデアを聞く。
    この辺りから飛躍的に進み始めた。古民家のどこをどう改修したらいいのか、宿として再生するにはどんな改修がいいのか、大工さんや職人さんにも来てもらって検討する。大工、電気、水道、ガス、左官、タイル、瓦、色んな職種の匠の話を聞き、家一軒に様々なプロが関わっていると実感して感動。
    7月
    大工工事に先立ち、ゴミ出し、掃除、できる範囲の解体を友人たちと始める。手作業で天井の拭き掃除をしたり、柱を磨いたりしていたが、蓄積された汚れに対してあまりにも人間は無力で全然進まず。暗礁に乗り上げた雰囲気になっていたが、ケルヒャーの高圧洗浄をかけたら、屋根裏から柱まで一気につやつやになった。毎週土曜日を古民家の日にあてた。汚れだらけでバテバテになりながらも、どんどんきれいになっていく充実感もすごくあった。
  7. 2024年

    1月
    大工さんの改修工事スタート。初日からトラックが庭でスタックするなど幸先は良かった。本格的に古民家が宿として再生されていく。
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